2019年02月12日

190212 貝原益軒(著)、松宮光伸(翻訳) / 『口語 養生訓』 読書グラフィ 今日読んだ本

読書グラフィ 今日読んだ本

★貝原益軒(著)、松宮光伸(翻訳) / 『口語 養生訓』


●人生3つの楽しみ

(1)人として正しい道を歩き、

   悪事をはたらかず、善を楽しむことである。


(2)身に病がなく、快く楽しむことである。


(3)長命で、人生を長く楽しむことである。


金があり、身分が高くても、

この三つの楽しみがなければ、真の楽しみはない。

したがって、富貴は「三楽」に入らないのである。


●働くことが養生の基本

養生の術は、

するべき仕事をよく務め、体を動かし”気”を巡らすのがよい。


するべき仕事もしないで、横になっているのを好み、

体を休め、仕事を怠って体を動かさないのは、はなはだ養生に害がある。


長時間安楽に座って体を動かさなければ、

”気”は巡らず、飲食物の消化吸収も滞って病気になる。


ことに、横になることを好んだり、長く眠ることを避けること。


食後には、必ず数百歩歩いて”気”を巡らし、

食物を消化すべきで、寝てはいけない。



●聖人は未病を治す。

 病気になる前からあらかじめ慎んでおけば、病気にはならない。



●昼間はけっして横になってはいけない。

 おおいに”元気”を損なう。


 もし、ひどく疲れたなら、後ろに寄りかかって眠りなさい。


 どうしても横になって眠りたいときは、

 かたわらに人がいるところで少し眠り、

 適当なところで起こしてもらいなさい。



●養生の道は「あてにする」ことを戒めている。


 自分の体が丈夫なことをあてにする、

 若いことをあてにする、

 病気が少し快方に向かったことをあてにする。


 これらは、みな災いの本である。


●論語

「人として遠く先までの配慮がないようでは、

 必ず身近なところで心配ごとが起きるものだ」


●養生の要

 養生の道は多言を要しない。


 ただ、飲食を少なくし、

 病気を悪化させるものを食べず、


 色欲を慎み、”精気”を惜しみ、


 怒り・哀しみ・憂い・思いなどの感情を過度に抱かず、

 心を平らかにして気持ちを和らげ、


 無駄なおしゃべりを少なくし、無用のことを省き、

 風・寒さ・暑さ・湿気の外邪を防ぎなさい。


 また、ときどき体を動かし、歩行し、

 その時間でないときに横になったり眠ったりせずに

 食べ物の消化吸収をはかりなさい。


 これが養生の要である。


●日々の生活を楽しむ

 貧しく身分の低い人でも、正しい生き方を人の道とし、

 それ自体を楽しんで生活していくことができれば、大きな幸せである。


 そうであれば、一日を過ごすあいだも、

 ずっと楽しみを味わう時間が多いことになるだろう。


 まして、一年を過ごすあいだは、

 四季折々、このような楽しみが一日だけにとどまらず続くのである。


 このようにして、一年一年を積み重ねていけば、

 日々の楽しみは末永く続き、その結果、自然と長寿になるのである。


●乱療の戒め

 自分の病気に合っている療法か否かも知らないで、

 みだりに治療を求めてはならない。


 薬・針・灸・導引(あんま、マッサージ、指圧、体操など)・あんま・湯治


●完璧さを求めない

 大抵のことは、あまり完璧にしようとすると、

 心の煩い(わずらい)となって楽しみはなくなる。

 災いもここから起こる。


 また、他人は、

 自分に対して十分によくしてくれるものだと思っていると、

 人の厚意に満足できず、怒ったりとがめたりして、心の煩いとなる。



●臍下丹田(せいかたんでん)に気を集める

臍(へそ)の下三寸のところを丹田という。

臍の真下、臍と恥骨上縁のあいだ、上から五分の三のところ。

経穴(ツボ)の「関元(かんげん)」にあたる。


”気”を養う術は、次のようにする。


つねに腰を正しくすえ、

”気”を丹田に集中し、

呼吸を静かにして荒くせず、

事にあたっては、胸中から少しずつ何回かに分けて空気を口へ吐き出す。


胸中に”気”を集めず、丹田に”気”を集める。


このようにすれば、”気”は昇らないので

胸も騒がず、体に力がわくのである。



●七情(しちじょう)

 喜、怒、哀、楽、愛、悪(お、にくむ)、欲

 医家では、

 喜、怒、憂、思(し)、悲(ひ)、恐(きょう)、驚(きょう)


 七情のうち、怒りと欲の二つが最も徳をやぶり、生を損なう。


 怒ってカッとなるのを抑え、欲を我慢するのは、

『易経』の戒めである。


●六欲

 耳、目、口、鼻、身、意


●養生の要訣(ようけつ) 十二少

 養生に一つの要訣がある。「少」の一字である。


 少とは、

 よろずの事みな少なくし、多くしないことをいう。

 すべてつましく、いわば欲を少なくする。


 欲とは、

 耳・目・口・体が意地汚く好むことをいう。

 酒食を好み、色事を好むの類である。


 十二少(実際は十一)

(1)食を少なくし、

(2)飲み物を少なくし、

(3)「五味」、

   すなわち食べ物の甘い・苦い・辛い・塩辛い・酸っぱいの偏りを少なくし、

(4)色欲を少なくし、

(5)おしゃべりを少なくし、

(6)事を少なくし、

(7)怒りを少なくし、

(8)憂いを少なくし、

(9)悲しみを少なくし、

(10)思いを少なくし、

(11)臥す(ふす)ことを少なくする。



・孫思邈(そんしばく)『備急千金要方(びきゅうせんきんようほう)』の十二少

(1)思い(こまごまと考え巡らすこと)を少なくし、

(2)念い(おもい、いつまでも心中深く考えること)を少なくし、

(3)欲を少なくし、

(4)事(用事・仕事)を少なくし、

(5)語り(おしゃべり)を少なくし、

(6)笑い(馬鹿笑い、あざけり笑い)を少なくし、

(7)愁い(うれい、心細くさびしがること)を少なくし、

(8)楽しみ(享楽的・歓楽的楽しみ)を少なくし、

(9)喜び(酒食的喜び)を少なくし、

(10)怒りを少なくし、

(11)好み(偏愛)を少なくし、

(12)悪しみ(にくしみ、憎悪)を少なくする。


●”気”は穏やかであるべきで、荒くしてはならない。

 静かにして、みだりに動かしてはいけない。

 ゆるやかであって、急であってはならない。


 おしゃべりを少なくし”気”を動かさないようにする。


 つねに”気”を臍(へそ)の下に納め、胸に昇らせてはならない。

 これが”気”を養う方法である。



●摂生するための「七養(しちよう)」


一には、言葉を少なくして体内の”気”を養う。

二には、色欲を戒めて”精気”を養う。

三には、栄養過多のものや味の濃すぎるものを少なくして

    ”気血”を養う。

四には、唾液を飲み込んで内蔵の”気”を養う。

五には、怒りを抑えて肝の”気”を養う。

六には、飲食を節制して胃の”気”を養う。

七には、考えを思い巡らしすぎないようにして心の”気”を養う。



●孫子邈(そんしばく) 修養の「五宜(ごぎ)」

(1)髪は多くとかすのが宜しい。

(2)手は顔にあるのが宜しい。

(3)歯はしばしばたたくのが宜しい。

(4)唾液はつねに飲みこむのが宜しい。

(5)”気”はつねに煉る(ねる)のが宜しい。

   煉るとは、騒がしくせず静かにしていることである。


●養生の「四要」


(1)激怒しないこと。

(2)考えすぎを少なくすること。

(3)おしゃべりを少なくすること。

(4)見る、聴くなどの五官や飲食の欲望を少なくすること。



●唐椿(とうちん)『病源集』 「四損」


(1)遠くへ唾を吐けば”気”を損じる。

(2)多く眠れば”神”を損じる。

(3)多く汗をかけば”血(けつ)”を損じる。

(4)速く歩けば筋を損じる。


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posted by ろむーん at 08:55| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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