2019年12月30日

191230 川村真二 / 『日本人の心に響く名言』 読書グラフィ 今日読んだ本

読書グラフィ 今日読んだ本

★川村真二 / 『日本人の心に響く名言―ビジネスマンに贈る』



●源実朝『金槐和歌集』

「ものいわぬ四方(よも)のけだものすらにも

 哀(あわれ)なるかなや親の子を思ふ」



●与謝野晶子 『恋ごろも』 君死にたまふことなかれ


 ああをとうとよ、君を泣く、

 君死にたまふことなかれ

 末に生れし君なれば

 親のなさけはまさりしも、


 親は刃をにぎらせて

 人を殺せとをしえしや、

 人を殺して死ねよとて

 二十四までををそだてしや。


(後略)



●暁烏 敏(あけがらす はや)


「十億の人に十億の母あらむも

 わが母にまさる母ありなむや」



●白楽天


「ともしびを背けてはともに憐れむ(あわれむ)深夜の月

 花を踏んでは同じく惜しむ少年の春」


 友と二人、灯火を壁に向け澄んだ月光を楽しみ、

 落花を踏んで、行く青春を惜しもう。



●島崎藤村『若菜集』


 まだあげ初めし(そめし)前髪の

 林檎のもとに見えしとき

 前にさしたる花櫛(はなぐし)の

 花ある君と思ひけり


 やさしく白き手をのべて

 林檎をわれにあたへしは

 薄紅の秋の実に

 人こひ初めしはじめなり


※かつて教科書で読んだときはそうでもなかったが、

 今になって読み返すと良い感じに思う。



●平兼盛『拾遺(しゅうい)和歌集』


「しのぶれど色に出にけり(でにけり)わが恋は

 ものや思うと人の問ふまで」


 人に知られないようにひそかに抱き続けてきたこの恋心。

 でも恋する者の切なさは、ふともらす吐息にも表れてしまったらしい。

「お顔の色がすぐれませんが」、「恋でもしましたか」と人が問うまでに。



●恋は本来、忍ぶ恋である。

 おおっぴらな人前で平気でベタベタするようなものは、恋とは言えない。

 忍ぶ恋は片思いもそうだが、相思相愛の恋も、

 人目をはばかる恋は、すべて忍ぶ恋だ。

 だから逢瀬が嬉しいのである。



●吉田松陰

「生死の悟りが開けぬとは愚かゆえ詳しく述べよう。

 十七、八の死が惜しければ三十の死も惜しい。

 八、九十、百になってもこれで足りたということはない。


 虫のように半年の命のものもあり、これで短いとはいわない。


 松柏のように数百年の命もあるが、長いとも言えない。

 天地の悠久に比べれば松柏も蝉のような命だ。


 何年生きたら気がすむことか、目途はない。


 五十年かせいぜい七十年で死ぬ。


 長い、短いではなくて、

 命のある間に、何か腹のいえるようなことをやって死なねば

 人生の満足はないぞ。」



●吉田松陰


高杉晋作の

「男子たるもの死すべきところはどこか」という問いに答えて


「死は好むべきものではない。また憎むべきものでもない。

 己の道を貫いて生き、心が満足したとき、それが死に場所である。


 身は生きながら心は死んでいる者がある。

 身は亡んでも魂が残る者もいる。


 心が死んでしまえば生きる益はない。

 魂が残れば身は亡んでも損はない。


 死して不朽の見込みあらばいつでも死ぬべし。

 生きて大業の見込みあらばいつでも生くべし。


 よって生死のことは度外して生きるべきである。」



#読書 #人生訓



川村真二 / 『日本人の心に響く名言―ビジネスマンに贈る』

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2019年12月29日

191229 川村真二 / 『日本人の心に響く名言』 読書グラフィ 今日読んだ本

読書グラフィ 今日読んだ本

★川村真二 / 『日本人の心に響く名言―ビジネスマンに贈る』



●山本五十六


やってみせ、言って聞かせてさせてみて、

ほめてやらねば、人は動かじ。


話し合い、耳を傾け承認し、

任せてやらねば、人は育たず。


やっている、姿を感謝で見守って、

信頼せねば、人は実らず。



●二宮尊徳

「可愛くば 五つ教えて 三つほめ

 二つ叱って よき人となせ」



●道元『正法眼蔵(しょうほうげんぞう)』


「愛語はよく回天の力あり」


 愛語とは、相手を慈しむ(いつくしむ)言葉、

 ほめる言葉、称える(たたえる)言葉である。


 愛語は用いれば用いるほど、人間の世界をなごやかに、

 うるわしいものにする。


 人間関係が悪化し、どうしようもない関係になったとしても、

 その恨みの相手に愛語を用いれば、奇跡は起きる。



●『日暮硯(ひぐらしすずり)』の恩田木工(おんだ もく。杢とも記される)

(出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/恩田民親)


「人というものは よき人が使えば よくなるものでございます。

 悪い人が使えば 悪くなるものでございます。」



●太公望呂尚(たいこうぼう ろしょう)『六韜(りくとう)』

 実際的な、俗っぽいが的確な人物鑑定法


(1)質問し、その理解の程度を観察する。

(2)追求し、とっさの反応を観察する。

(3)間者(かんじゃ)を送り、内通を誘い、誠実さを観察する。

(4)秘密を打ち明け、人徳(この場合は口の堅さ)を観察する。

(5)財政を扱わせ、正直さを観察する。

(6)女性を近づけ、人物の堅さを観察する。

(7)困難な仕事につかせ、性根の強さを観察する。

(8)酒に酔わせ、その態度を観察する。



●徳川家康「東照宮遺訓」

 本当に家康の残したものか疑わしいといわれている。


「人の一生は重き荷を負うて遠き道をゆくがごとし。急ぐべからず。

 不自由を常とおもへば、不足なし。

 心に望みおこらば困窮したるときを思ひ出すべし。

 堪忍(かんにん)は無事長久の基(もと)、怒りを敵と思へ。

 勝つことばかり知りて負くること知らざれば、害その身にいたる。

 己を責めて、人を責めるな。

 及ばざるは過ぎたるに勝れり。」



●『平家物語』

 祇園精舎(ぎおんしょうじゃ)の鐘の声、

 諸行無常(しょぎょうむじょう)の響きあり。


 沙羅双樹(さらそうじゅ)の花の色、

 盛者必衰(じょうしゃひっすい)の理(ことわり)をあらはす。


 奢れる(おごれる)人も久からず、ただ春の夜(よ)の夢のごとし。

 猛き(たけき)者も遂にはほろびぬ。偏(ひとへ)に風の前の塵に同じ。


・祇園精舎の鐘の音色は、「諸行は無常」と聞こえる。

 釈迦、入滅のとき沙羅の木はいっぺんに白色と変じた。

 それは盛者も必ず滅することを示している。


 奢る者、勇猛な者にも永遠はない。

 春の夜の夢のようにはかなく、風の前の塵のように、消え、滅びる。



●鴨長明(かものちょうめい)『方丈記』

「ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。

 よどみに浮かぶうたかたは、かつ消え、かつ結びて、

 久しくとどまりたる例(ためし)なし。

 世の中にある人と栖(すみか)と、またかくのごとし。



#読書 #人生訓



川村真二 / 『日本人の心に響く名言―ビジネスマンに贈る』

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2019年12月28日

191228 ドナルド・J. トランプ / 『トランプ自伝』 読書グラフィ 今日読んだ本

読書グラフィ 今日読んだ本

★ドナルド・J. トランプ (著)、トニー シュウォーツ (著)、枝松真一 (訳) / 『トランプ自伝―アメリカを変える男』


※トランプ氏の他の著書で、
 ホームレスがこの本を呼んでいる写真をビジネス誌で見たと
 書いていたので読んでみました。



#読書 #人生訓



ドナルド・J. トランプ (著)、トニー シュウォーツ (著)、枝松真一 (訳) / 『トランプ自伝―アメリカを変える男』

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191228 川村真二 / 『日本人の心に響く名言』 読書グラフィ 今日読んだ本

読書グラフィ 今日読んだ本

★川村真二 / 『日本人の心に響く名言―ビジネスマンに贈る』



●朱子

「言うなかれ、今日学ばずして来日ありと。

 言うなかれ、今年学ばずして来年ありと。」



●引退し、八十歳を超えた晩年のチャップリンにある人が聞いた。


「チャップリンさん、

 お自分では生涯の最高傑作は何だとお考えですか」。


 するとチャップリンは

「ネクストワン」

 と答えた。


「盛年」は心の持ちようなのであろう。



●孔子

「これを知るを知ると為し(なし)、知らざるを知らずと為せ。

 是れ(これ)知るなり」


 知っていることを知っているとし、

 知らないことは正直に知らないとしなさい。

 そこから初めて知ることができるようになります。



●学んで思わざれば則ち(すなわち)くらし。

 思うて学ばざれば則ちあやうし。


 人から教わるだけで自分で考えなければ

 ものごとをしっかり把握できない。


 また自分で考えているばかりで学ばなければ

 視野が狭くなり危険である。



●明日ありと思う心のあだ桜 夜半(よわ)に嵐の吹かぬものかも


 明日、桜を見に行けばいい。明日でもべつに遅くはない。

 そう思うのは、はかないことになりますよ。


 夜中に嵐が来て、

 美しい花をすべて散らせてしまうこともありますから。



●明智光秀(と伝えられている)

「心知らぬ人は何とも言わば言え 身をも惜しまじ名をも惜しまじ」



●断じて敢行すれば、鬼神(きじん)も之(これ)を避く



●孔子『論語』

「人の己を知らざることを患えず(うれえず)、

 人を知らざることを患う。」


 自分のすばらしさを他人は知らないと嘆かず、

 自分が他人のすばらしさを知らないことに胸を痛めることである。



●ジョハリの心の窓























自分
知っている 知らない
他人 知っている (1) (2)
知らない (3) (4)



(1)自分が「知っていて(認識していて)」、

 かつ他人にも「知られている」


「開放された心の窓」「オープンな心の窓」


例:自分の好きな食べ物、嫌いな食べ物


(2)自分では「知らない(気づいていない)」が、

 他人には「知られている」


「気づかない窓」

 他人からの指摘によって「開放された心の窓」になる。


(3)自分では「知っている」が、

 他人には「知られていない」


「隠している心の窓」

 自分が考えていることを他人に話し、自己開示すれば、

「開放された心の窓」になる。


(4)自分も他人も「知らない」。誰も認識していない


 今のところ誰にも認識はされていないが、必ず存在する

「無意識の心の窓」「可能性の心の窓」である。


・「開放された窓」の分量が多いほうが、

 通常は人間関係は良好になり、その満足度は高くなり、

 さまざまなプラスが生まれる。


 自分を磨き、自分をオープンにし、自分の心を他人に知ってもらう。

 一方、他人から自分に忌憚(きたん)のない意見を

 フィードバックしてもらう、それを生かせば、

 他人に自分を高めてもらうことが可能になる。


 それは響き合うすばらしい人間関係である。



●伊達政宗「伊達政宗五常訓」

「仁に過ぎれば弱くなる、義に過ぎれば固くなる、

 礼に過ぎれば諂い(へつらい)となる、

 智に過ぎれば嘘をつく、信に過ぎれば損をする。」


 徳目も過ぎれば害となる。

 バランスよく行うことが実人生を生き抜く知恵なのである。


 一つの徳目に偏らず、過不足なく生きることは

 すなわち中庸の徳にいたる。これも一つの極みであろう。



●極めるべきは自他を生かす知恵である。

 それが教養というものであろう。


●徳とは平たく言えば魅力的ということである。

 魅力のある人とは、与えてくれる人である。


 与えるものは何か。一つは生きる糧、すなわち金品である。


 しかし、人に金品を与えることはおのずから限界がある。


 もう一つ与えるものは、生きる甲斐、すなわち精神的満足である。

 これは金品と違いほぼ限りなく人に与えることができる。


 精神的満足とは、自尊心であり、

 達成感、成功感の満足といったものである。

 人はその満足を求めて生きている動物である。


 それは多くの場合、他人から与えられる心の勲章のようなものである。

 だから、その精神的満足を満たしてくれる人は魅力的である。


 与える三つ目のものは、よりよく生きるためのノウハウである。

 象徴的に言えば「魚を与えるより、魚を獲る方法を教える」人のほうが

 魅力的なのだ。



#読書 #人生訓



川村真二 / 『日本人の心に響く名言―ビジネスマンに贈る』

posted by ろむーん at 04:27| Comment(0) | 人生訓 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年12月27日

191227 川村真二 / 『日本人の心に響く名言』 読書グラフィ 今日読んだ本

読書グラフィ 今日読んだ本

★川村真二 / 『日本人の心に響く名言―ビジネスマンに贈る』



※実際例と思われるエピソードのほとんどが

 伏せ字(イニシャル)になっていたのが残念。

 許可などをとるのが大変なのかもしれないが。



●高杉晋作

「おくれてもおくれてもまたおくれても 誓ひしことをあに忘れめや」




「志などなくても幸福に人生を送れる」という人もいるが、

 それは幸福の定義が違うようだ。


 志がなくても得られる幸福とは、

 いわば漠然とした「漠幸福」ともいうべきものである。


 瞬間的、刹那的な幸福感が「漠幸福」だ。


 そのとき限りの、大きな努力なしに誰もが手にできる

 手軽な喜び、楽しみである。


 対して、「真幸福」は、

 志の達成によって獲得できる真の幸福感というべきものであろう。


「真幸福」は、我々に達成感、成功感、充実感をもたらし、

 誇りと自信と新たな力を付与し、長い間我々の心を奮い立たせてくれる。


「漠幸福」は大事、でも「真幸福」はもっと大事である。


 自らの希望と才能によってよりよく生き、かつ、

 他者に何らかの喜びや満足などを与える生き方、仕事をすることが、

 志の遂行であろう。



●仏陀(ぶっだ)

「アーナンダ(弟子の名前)よ、自らをよりどころとせよ。

 他人をよりどころとするな。法をよりどころとせよ。

 真理をよりどころとし、

 どこまでも向上せんとする自らを灯(あかり)とせよ。」


 これを、自らを灯火とするという意味で

「自灯明(じとうみょう)」といっている。




「少く(わかく)して学べば、即ち壮にして為すこと有り。

 壮にして学べば、即ち老いて衰えず。

 老いて学べば、即ち死して朽ちず。」



●よりよく生きるための7つの能力

(1)目標設定能力

 やりたいことを明らかにして、それを目標として設定する。


(2)計画立案能力

 目標を達成するための計画を立てる。


(3)実行力

 計画を実行する。


(4)成功・失敗分析力

 その結果を、成功と失敗に分け、それぞれの要因、原因を明確にする。


(5)標準化力、対策立案力

 成功要因は標準化し、失敗原因には対策を立てる。


(6)フィードバック力

 標準化策、あるいは問題解決策を次の計画に組み込む。


(7)持続力

 粘り強く(1)〜(6)を成功するまでやり続ける。


 経営学ではこれをplan、do、check、actionと要約し、

 マネジメント・サイクルと呼んでいる。



●福沢諭吉

「一身独立して一国独立す」

「独立自尊」

「独立の気力なき者は必ず人に依頼す、人に依頼する者は必ず人を恐る、

 人を恐るる者は必ず人に諂う(へつらう)ものなり」



●財産を失っても、名誉を失っても、片方の足を失っても、

 一部を失ったにすぎない。

 しかし、勇気を失えば人生を失う。



●孔子『論語』


 吾れ十有五(じゅうゆうご)にして学に志ざす。

 三十にして立つ。

 四十にして惑わず、

 五十にして天命を知り、

 六十にして耳に従う。

 七十にして心の欲する所に従って矩を踰えず(のりをこえず)。


 十五歳で学問によって身を立てることを志した。

 三十歳で学問の力によって自立できた。

 四十歳のときは惑うことなく自分の信念にしたがって人生を進んだ。

 五十歳にして天から与えられた使命、すなわちなすべきことを悟った。

 六十歳にして人の諫言(かんげん)、

 直言を素直に受け入れられるようになった。

 七十歳にして心のおもむくままに行動して、

 ごく自然に道にかなった生き方ができた。



●孔子 最晩年の言葉

「天をうらまず、人をとがめず、勉強して人事を知り、天を知る。

 そして天のみは私は知っている」



#読書 #人生訓



川村真二 / 『日本人の心に響く名言

―ビジネスマンに贈る』

posted by ろむーん at 08:54| Comment(0) | 人生訓 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする







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