2019年02月28日

190228 瀧本哲史 / 『武器としての決断思考』 読書グラフィ 今日読んだ本

読書グラフィ 今日読んだ本

★瀧本哲史 / 『武器としての決断思考』


※ディベートの授業っぽい内容。


●大学生 一般教養(パンキョー)

英語では、リベラルアーツ(Liberal Arts)。

リベラルは「自由」、アーツは「技術」のこと。

意訳すると「人間を自由にするための学問」


ギリシャ時代には奴隷制度があり、

奴隷と非奴隷を分けるものとして、

学問の重要性がさけばれていました。


かなり大ざっぱに言えば、

学のない人間は奴隷として使われても仕方ない、

ということです。


※極論!



●福沢諭吉 『学問のすすめ』

「学問というのは、

 ただ難しい字を知って、わかりにくい昔の文章を読み、

 また和歌を楽しみ、詩を作る、

 といったような世の中での実用性のない学問をいっているのではない。

(中略)

 いま、こうした実用性のない学問はとりあえず後回しにして、

 一生懸命にやるべきは、普通の生活に役立つ実学である。」


(引用:□齋藤孝 訳『現代語訳 学問のすすめ』)



□浦沢直樹『20世紀少年』

□浦沢直樹『パイナップル・アーミー』

 軍事顧問がテーマ。



●正しい主張とは何か。

(1)主張に根拠がある。

(2)根拠が反論にさらされている。

(3)根拠が反論に耐えた。



●根拠があるかどうかを判断する方法はカンタン。


「なぜそうなんですか?」


 と聞くだけでいいでしょう。


●「裏をとる」のではなく「逆をとる」

 ”反対の立場から”反論を加え、検証しなければなりません。


 同じ意見・主張の人だけから話を聞いたのでは

 まったく意味がありません。


 反対の立場の人の意見を聞いて、

 その根拠をちゃんと確認する。


 そしてその根拠をもとに反論を加える。


●賛成側の根拠と反対側の根拠を何度もぶつけ合って、

 どちらが”より”正しいかを決めていくわけです。


 正解ではなく、いまの最善解を導き出す。

 これは、ディベート思考の根本的な考え方。


 よくあるダメなパターンは、

「賛否両論だから決めない」こと。


 問題の先送りをし、現状を存続させる方向にもっていくのは、

 情報をコントロールするような人は

 それが狙いだったりします。


●推論の3つのタイプ(三大推論)

(1)演繹

   一般的・普遍的な前提から

   論理的推論によって個別的な結論を導き出すこと。


   前提が間違っていたら、

   間違った結論に達してしまうという問題点。


(2)帰納

   演繹の逆で、いくつかの個別の事例から、

   論理的推論によって

   一般的・普遍的な結論を導き出そうとすることです。


   いくら個別の事例を挙げたところで、

   結論が絶対に正しいとは言えないというのが、大きな欠点。



(3)因果関係

  ・原因Aがあるとき、結果Bが起こる。

  ・このとき、AとBには因果関係がある。


  いちばんよく間違えるのが、

  因果関係を逆にとらえてしまうといったパターン


  因果関係ではまず、

  原因と結果のどちらが時間的に先行しているかを

  常にチェックすることを心がけてください。


  相関関係と因果関係の混同もよくあることなので

  注意が必要です。


  他に原因がいくつもあるかもしれないのに、

  特定の原因にのみ着目してしまう問題。



●証拠資料を使うときは

(1)証拠資料に頼らず、自分でも考える。

(2)関係のない証拠資料や、間違った証拠資料を使わない。

(3)結論しか書いていない証拠資料は使わない。

  (根拠が不明、もしくは希薄だから)


●マスメディア・ネットの情報を鵜呑みにしない。

 インターネット(だけ)に頼らない。


 あえて、マスメディアの報道とは逆の意見を集めてみてください。


●インタビューを行うときのポイント

(1)すべての人は「ポジション・トーク」。

 (反対の立場の意見を言うと)自分を否定してしまうことになるので、

  自分が信じたいこと、他人に信じさせたいことばかりを言うことになるのです。


(2)結論ではなく、「理由(根拠)」を聞く。

  その人がどれくらい勢いをもって発言しているか、

  断言しているかなんてことはどうでもよくて、

  大事なのはやはり根拠を聞くことです。


  といっても、真正面から反対意見を言うと喧嘩になるので、

 「ちょっとこうも思ったんですが、

  それについてはどうですか?」といった感じに、

  さらっと聞くことが大事です。


(3)一般論ではなく、「例外」を聞く。

  単純に賛成・反対の意見を聞くよりもインタビューに深みが出てきます。


例:「持ち家は資産になる。賃貸とちがって捨て銭じゃない」

  「そうですよね。

   私も持ち家のほうがいいと思っているんですが、

   例外的に賃貸のほうがいいというケースはないですか?

  「会社でローンを組むとなかなか転職できなくなる。

   業績の悪い会社にいる場合は、

   将来リストラや倒産があるかもしれないから、

   家を買うのはやめたほうがいいかも」

   といった情報を集めることができるかもしれない。



●インタビューは「ナメられたもん勝ち」


 相手を油断させたほうが本音は引き出しやすいのです。


 バカをよそおって、知らないフリをして、

 話全体を自分の知りたい方向性に持っていくのが、

 優秀なディベーターの条件になります。



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posted by ろむーん at 11:07| Comment(0) | 人生訓 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

190228 貝原益軒(著)、松宮光伸(翻訳) / 『口語 養生訓』 読書グラフィ 今日読んだ本

読書グラフィ 今日読んだ本

★貝原益軒(著)、松宮光伸(翻訳) / 『口語 養生訓』


●五臓六腑

・五臓・・・心、肺、脾(ひ)、肝、腎(じん)

・六腑・・・胃・小腸・大腸・胆・膀胱・三焦(さんしょう)


●晋(しん)代 ふ玄

「禍(わざわい)は口より出で、病は口より入る」


●飯の炊き方

・炊干し(たきぼし)

釜でふつうに炊いたもの。壮健な人によい。


・湯取り飯

多めの水で軽くゆでてザルにあげ、

水で表面の粘り気をさり、そのあと蒸す。

胃腸の虚弱な人によい。


・二度飯(ふたたびめし)

湯取り飯を再び水で煮たもの。

腹中に痛みや腫れがあったり、

あるいはガスが張っているような人によい。


粘って糊のようになった飯は腹中に滞ってしまう。

堅いものは消化しづらい。


その年に収穫した「新穀(しんこく)」の飯は、

性質が堅く、虚弱な人にはよくない。

とくに、早稲(わせ)は”気”を動かすので、病人には避ける。


晩稲(おくて)は性質が軽いのでよい。



●およそ食べ物は、淡白なものを好むのがよい。


 高カロリー、味の濃いもの、脂っこいものなどを

 たくさん食べてはならない。


 生もの、冷たいもの、堅いものは、

 禁じるべきである。


 羹(あつもの。野菜や肉の入った熱い吸い物)は、

 ただ一つでよい。


 肉も一品でよい。

 おかずは、一、二品にとどめる。


 肉をたくさん食べたり、

 二種類一緒に食べたりしてはならない。


 生肉を続けて食べてはならない。

 滞りやすい。


 もし、羹に肉が入っていれば、

 おかずに肉はいらない。



●飲食は、飢えや渇きをなくすためなのだから、

 飢え、渇きさえなくなれば、

 それ以上にむさぼったり、ほしいままにしてはならない。


 飲食の欲をほしいままにする人は、道理を忘れる。

 これを「口腹(こうふく)の人」という。

 卑しむべきである。



●美味、珍味の食べ物が出てきても、

 腹八、九分でやめなさい。


 少し飲み食いして味のよいことを知るのは、

 多く飲み食いして満腹して飽きるのと、

 楽しむことは同じであるのに、のちの災いはない。



●五味偏勝(ごみへんしょう)

 甘い・辛い・塩辛い・苦い・酸っぱいの「五味」のうち、

 どれかを多く食べ過ぎることをいう。


●食べ物は身を養うものである。

 それゆえ、食べ物は性質がよく身を養うのに益のあるものを、

 つねに選んで食べなさい。


 体を温め、力を補い、かつ”気”をふさがないものは益がある。

 生もの、冷たいもので、下痢したり、

”気”がふさがって腹の張ったりするもの、

 また辛くて体を熱くするようなものは、みな害がある。



●飯を多食してはならない。

 飯を多く食べれば胃腸を害し、”元気”をふさぐ。

 ほかのものの食べすぎよりも、

 飯を食べすぎるほうが消化しづらくておおいに害がある。




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posted by ろむーん at 05:32| Comment(0) | 健康 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年02月27日

190227 藤原東演 / 『仕事の迷いが晴れる「禅の6つの教え」』 読書グラフィ 今日読んだ本

読書グラフィ 今日読んだ本

★藤原東演 / 『仕事の迷いが晴れる「禅の6つの教え」』


●宗教学者 山折哲雄(やまおりてつお)『いま、こころを育むとは』


「ところが気がついてみると、その個が、

 今日の単なるわがまま者、わがまま主義に陥っていた。


 自分のことしか考えない『ミーイズム』

 などという言葉が流行ったことがありましたが、

 放銃な自由主義といったらいいのか、

 極端な個人主義が生まれてきた。


 自分の欲望しか追求しない人間が、

 どんどん増えてくるようになりました。」


※ミーイズム!



●生活に則した習慣を「戎」に学んでみたい。

 それが、お釈迦様が唱えてきた「五戒」という五つの戒めだ。


(1)不殺生戒(ふせっしょうかい)


いのちあるものを害さない。

生かさなくてはいけない。


(2)不偸盗戒(ふちゅうとうかい)


他者のものを盗んではいけない。


(3)不邪淫戒(ふじゃいんかい)


ふしだらな性行為や、

夫婦の信を失うようなことをしてはいけない。


(4)不妄語戒(ふもうごかい)


嘘をついてはいけない。


(5)不飲酒戒(ふおんじゅかい)


酒に乱れてはいけない。



●「はだかにて 生まれてきたに 何不足」



●心理カウンセラー 衛藤信之(えとうのぶゆき)『イーグルに訊け(きけ)』


アメリカ先住民には

「物の中にストーリーを感じる」という発想があると言う。


「ノブ、それはハンバーガーじゃないぞ。


 それを作っている小麦のストーリーを感じてみろ。


 その小麦は、大地の上で太陽を浴び、

 多くのエネルギーをもらって成長したんだ。


 そのビーフは、大地の分身である草を食べて大きくなった牛が、

 姿を変えたものなんだ。


 いまきみの手の中には、

 そうした自然すべてが詰まっているんだよ。


 きみは大自然を食べているんだ。


 単なるハンバーガーと思って食べるとき、

 そこにはストーリーがない。


 だが、ハンバーガーに宇宙を感じたとき、

 それは特別なごちそうになる。」



●「仕事もツキが大切だ。


  ツキを呼ぶ仕事の姿勢とは何か。


  ツキは待っているだけでは回ってこない。


  ツキには天運と、人運がある。


  天運は任せるしかない。


  だが人運は

  自分の努力と自己を批判する謙虚さを忘れないことだ。」



●仏教の布施には「三輪清浄(さんりんしょうじょう)」

 という条件がつけられている。


「与える者の心と態度」

「受ける者の心や態度」

「授受される物や行為」


 の三つとも清らかであることが欠かせない

 とされているのである。



●バングラデシュの援助をしていた一燈園(いっとうえん) 石川洋


 援助の難しさを語り


「貧しい人々に援助することは必要です。


 しかし、援助された人々に

『自分たちより困っている人々を助けたい』

 という気持ちが起こらないといけません。


 そういう気持ちが生まれないと、

 援助を期待するばかりになって、働かなくなります。


 そこまで考えて援助しないと、

 怠慢を与えるだけになるのです。」



●達磨さんの「無功徳」

(1)否定

施す者も施される者も、

欲に毒された自分の心を掃除し、

煩悩を薄め、なくすことだ。


(2)無心

ただただ目前のことに、

我を忘れて打ち込むことである。


(3)無限

求める前に、すでに

限りない恵みをいただいていることに気づく。



●「仕事はしんどいもの。苦痛である。

  その見返りに給料をもらう。

  生活のために仕事は続けるしかないから、

  苦痛は我慢する。」


  このような仕事観は、はっきりとした怠慢だ。


  なぜなら


 「仕事は何か」


  という人生にとって最重要事項と言ってよい問題を

  真剣に探求していないからだ。


  自分の人生を

  みずから損なっていることにほかならない。


 (中略)


 (例えば本の著者であれば) 

  出版社がチャンスを与えてくれ、

  読んでくれる人が存在する社会があるから書ける面もある。

  社会の恩恵があるから仕事ができるのである。


●詩人・画家 宮崎丈二 「ありがたい」


ありがたいなア


なにがありがたいのか知らないが

自分はひとりでつぶやいた


生きていることがありがたくなければ

他にありがたいことはないのだから

生きていることがありがたいに違いないのだ


自分が仕事を持ち

その仕事に依ってつながる人々の心を思うと

ありがたく思わずにはいられない


自分はいつでも人々の心の花園の中にいるのだ


一人一人の心の薫るように感じ

その香に染まる自分の心を

しみじみと抱くような思いのうちに

自分はただありがたく涙ぐむ


自分は幸福だと思う


人々の心に応えるこの自分の心を

自分でありがたいと思う



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posted by ろむーん at 06:31| Comment(0) | 人生訓 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年02月26日

190226 渋澤健、藤野英人、中野晴啓 / 『運用のプロが教える草食系投資』 読書グラフィ 今日読んだ本

読書グラフィ 今日読んだ本

★渋澤健、藤野英人、中野晴啓 / 『運用のプロが教える草食系投資』


●レオス・キャピタルワークス

レオス=昔のギリシャ語で「流れ」という意味。


●ひふみ投信


ひふみ=


日本の昔の言葉、ひい、ふう、みい、

すなわち1、2、3ということから、

基本をしっかり見据えて足元をしっかり踏みしめるイメージです。


また、長期投資にあやかって、

一日一日「日を踏んで行く」という意味も

「ひふみ」の中に込めています。

また、一日一日、文をしたためるような

メッセージがあるという意味も「ひふみ」の中にこめています。


さらには、昔、日本人は

火と風と水と土とで世の中は作られていると考えていましたが、

それに人の心の信頼の「信」をつけて、

「火風水土信」とつなげると、

実は「ひふみ投信」と読むことができます。



□チャールズ・エリス『敗者のゲーム』



●渋澤健 30年企業の有望性 6つのチェックポイント


(1)企業DNA

(2)経営者の承継

(3)国際競争力

(4)ブランド力

(5)対話力(ガバナンス)

長期的視野でステークホルダー(株主、顧客、取引先、社員など)からの

意見や視点を取り入れることができる姿勢。

(6)収益性と資本政策



●古語「ゆかし」

知りたい、聞きたい、見たい、という好奇心を表しています。



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posted by ろむーん at 08:55| Comment(0) | 財テク | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年02月25日

190225 藤原東演 / 『仕事の迷いが晴れる「禅の6つの教え」』 読書グラフィ 今日読んだ本

読書グラフィ 今日読んだ本

★藤原東演 / 『仕事の迷いが晴れる「禅の6つの教え」』


●仏教 唯識(ゆいしき)

唯識では、

あらゆる存在や現象は、自己の心の現れ出たものであると教える。


逆に言えば、外の世界は存在するが、

自分が目や耳など五感で確認し、

心が認識して初めて、自分にとって存在するという。

(中略)

人間はこのように「心」にとらわれるから、

自分で「こうすべきだ」とわかっていても、

しばしばそれを受け入れられないことだ。


だから迷い、悩み、時には判断が狂う。


唯識では、その理由を、

私たちの心の奥底にある「阿頼耶識(あらやしき)」

という一種の潜在意識のせいであるとする。


阿頼耶識には、

遺伝、記憶、性格、日々積み重ねてきた経験や感情が蓄えられ、

人を奥底から動かす強烈な力になっているというのである。


しかも、人それぞれが異なった阿頼耶識を持っている。

だから、認識する内容も異なる。

さらに、阿頼耶識にとらわれて迷う。


ここから脱却するには、

表面的、顕在的な心を変えようとするだけではダメである。


阿頼耶識は、理性では抗せない。


ヨーガという精神的な統一修行の実践によってのみ、抗することができる。


阿頼耶識に抗して自己を迷いから解放し、

悟りに到達する教えが唯識なのである。



●六道輪廻(ろくどうりんね)


・地獄

 耐えがたい苦痛ばかりの世界。


・餓鬼

 いつも満たされず、ガツガツして、

 不平と愚痴だれけの世界。


・畜生

 食うか食われるか、

 いつもビクビクしている世界。


・修羅

 競い合い、争わずにはいられない世界。


・人間

 迷いながら真実の道を求める世界。


・天

 ものごとがうまくいき極楽を味わえるが、

 調子に乗ると脱落してしまう世界。



この上に、さらに

「声聞(しょうもん)」、「縁覚(えんがく)」、

「菩薩」、「仏」という悟りの世界が開けている。



●修行のステップ

・布施・・・与える。

・持戒(じかい)・・・戒律を守る。

・忍辱(にんにく)・・・耐え忍ぶ。

・精進・・・努力する。

・禅定(ぜんじょう)・・・精神を集中する。

・智慧(ちえ)・・・悟る



●持戒

戒を保つことである。

悪い行いをしないようにし、善い行いをするための戒めをいう。


大乗仏教を基礎づけた龍樹(りゅうじゅ)の著作

とされる論書『大智度論(だいちどろん)』に、

「戒とは性善を育てること」とある。

「性」とは、本来備わっている自己を意味し、

「性善」とは、そこから生まれる善をいう。


「戎」というと、

「あれもしてはいけない、これもしてはいけない」

という堅苦しい禁止のイメージがあると思う(が)

「戎」とは、よき習慣といっていい。



●大きな水瓶がある。

 小さな水滴が一滴、一滴ずつ溜まっていく。


 初めのうち、

 水瓶はちょっと力を加えれば動く。


 だが、水が溜まるにつれて動かすのに力が必要となり、

 ついには水瓶いっぱいに水が溜まって、ビクとも動かなくなる。


 人間の習慣も同じだ。


 小さな悪行を犯してしまった最初は、

「こんなことをやるつもりはなかった」と悔いる。


 だが、

 二度、三度と繰り返すうちに反省は薄らぎ、

 そのうち善悪をあまり考えなくなり、

 自動的にやってしまうようになるものだ。


 そうなると、

 人から注意されても聞く耳を持たなくなる。


 心がマヒしてしまい、

「みんなやっているよ」と言いわけして、

 自分を正そうと考えなくなる。



●見過ごすことのできない善悪の困難な問題が二つある。

(1)心の選択性


「これは悪しき行為だ」と思い、

「それをすまい、これが最善の行為だ」と思っても、

自分が置かれた状況で、善を選択させないものが

人間の心に深く内在していることである。


(2)あいまいさ


行為の善悪が、誰が見ても明白な時はよいが、

私たちが日常で遭遇することがらは、

簡単に、善悪を識別できかねるものが少なくない。

そんな時は何を目安にしたらいいのか。



●『新約聖書』 「ローマの信徒への手紙」 パウロ

「わたしは、自分の内には、つまりわたしの肉には、

 善が住んでいないことを知っています。


 善をなそうという意思はありますが、

 それを実行できないからです。


 私は自分の望む善は行わず、

 望まない悪を行っている。」



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posted by ろむーん at 08:57| Comment(0) | 人生訓 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする







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